
平日、家を出るときに歩数計をつけてみる。
歩数計をつけていると、少しがんばって歩いてみようという気になる。
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つくばに勤務していたころは、毎日、自宅の駐車場から職場の近くに借りた駐車場まで車で通勤していた。職場ではデスクワークがメインで、 日常的に運動してない上にほとんど歩くこともなく、このままではいけないという思いだけがあった。
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それが東京勤務となった。つくばから東京まで毎日通勤することになった。新しい職場でも相変わらずデスクワークなのだが、毎日、今まで借りていた駐車場に車を駐めて、そこから駅まで歩いてつくばエクスプレスとJRを乗り継いでいく。
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東京までの通勤は、最初のうちは通うだけで精一杯だった。それでも慣れてくると、エスカレーターやエレベータを使わずに駅の階段を昇るようになった。つくばエクスプレス秋葉原駅のプラットフォームは地下の深い場所にある。地上に出るまで長い階段を上がらなければならない。ビルでいえば7階か8階分くらいに相当するのではないかと感じている。
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やがて、駅の階段が以前ほどはつらくなくなったとき、毎日どれくらい歩いているのか知りたくなった。それなりに歩いている気がした。いつか使うかもしれないと不用品をまとめて突っ込んでいたダンボール箱から歩数計を探しだした。オムロンのUSBでパソコンと繋がってデータを収集できる歩数計だ。
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それからは、平日の出勤時に歩数計をポケットに入れていくことにした。
歩数計を毎日持ち歩いてわかった。毎日、それなりに歩いている気がしていた。だが、思ったほど歩いていない。秋葉原駅の長い階段が、それなりに歩いていると錯覚を起こさせていたのだろう。よく、健康のために一日一万歩というが以外に難しい。
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その歩数計の記録をパソコンに保存しようとして問題が発生した。以前、自宅ではWindowsが動くパソコンを使っていた。オムロンの歩数計はWindowsとつながり、歩数などのデータをパソコンに保存することができた。しかし、今、自宅で使っているPCはMacであり、接続してもデータを保存することができない。毎日、手でMacに保存するのもありかもしれないが、それを毎日続けると、どこかで面倒になってしまい継続できなくなりそうだ。
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Macで使える歩数計を探すことにした。といってもなかなか、見当たらないと思っていると、iPod nanoが使えそうだ。だけど、iPod nanoを歩数計として使うならシューズに内蔵するNikeのセンサーが必要なはず。と、思っていたら、今のiPod nanoは加速度計を内蔵していて単体で歩数計として使えるらしい。
これなら、iPodで音楽を同期したり入れ替えるときに、同時にデータの保存をしてくれる。Nike+のサイトでは歩数等のデータを可視化までしてくれるらしい。
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ちょうど、私の使っているカードのポイント交換プログラムでiPod nanoを入手することができるので、早速ポイント交換の手続きをした。iPod nanoが届くまでの間、せっかくだからただの歩数計ではなく、iPod nanoならではの活用を思案中。
