「なの」6ヶ月

今日は「なの」の6ヶ月の誕生日。

我が家に来てから4ヶ月。

あっという間の4ヶ月で、いつの間にか家族の一員として、「なの」のいない生活が考えられなくなってしまいました。

「なの」とは意思の疎通ができていないようで、やっぱりできていない。

「なの」は何かの役にたつわけでもない。むしろ、イタズラしたりエサの準備や糞尿の始末で手間がかかる。

だけど、大切に思えるのはなぜだろうと考えたら、それってうちの子供たちと同じなのかなぁって。

もちろん、血を分けた家族とペットが同列というわけではない。けど、子供たちも将来何かの役に立つから育てているわけではない。家族とは役にたつから、たたないからというものではなく、じゃ、なんだといわれると定義が長くなりそうなので、今日はここまで。

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映画「蛍火の杜へ」

以前に、深夜にTVのCMから流れる印象的なピアノの旋律が気になって、どんな物語なのかしらと思っていた。そのピアノの旋律は、私に夏の林間に鳴るひぐらしを想起させた。

「蛍火の杜へ」をDVDでみた。

激しくもなく燃え上がることもない、静かに淡々とそして一瞬、ふっと明るくなったかと思うと消えてしまうような、だけどこころに残る物語だった。

原作コミックにおさめられている他の短編も読みたくなった。

仔猫を飼うことになった

仔猫を飼うことになった。
猫を買いたいと言い出したのは妻。命あるものだし、世話や留守中のことも考えると慎重になって反対していたのは私。
だけど、妻の熱意に負けて飼うことになった。猫を飼うことには慎重だったけど、私も猫は好きだったし。

飼うことになると、なぜかブリーダーとの連絡や調整は私の仕事になっている。
そして、あれよあれよといううちに来週の土曜に仔猫を迎えることになった。
今日は仔猫を迎え入れるための準備をする。餌やトイレなどのために、ペットショップをハシゴした。

餌は最初のうちはブリーダーと同じものに決めて、ロイヤルカナンのベビーキャットにした。大きい袋だと開封後に食べきるまでに時間がたって油が酸化したり匂いがとびそうだ。猫の餌だって、開封後時間がたてば不味くなりそうだ。短期間で食べきることのできる小さいパッケージの400gを2袋にする。トイレは妻がネットの評判を見てユニ・チャームのデオ・トイレ一式にした。あとは、爪とぎや食器など。

帰ってからは、通販でトイレの消耗品や猫の水飲み、キャットタワーを注文する。

うーん、なんだかんだいって、いろいろと私が動いているような。

おかしいな。

P.S.
妻曰く、我が家に新しいメンバーを迎え入れるのだから、家長が動くのは当然ということらしい。

はじめおもしろき、やがて悲しき婚活レポート

「婚活したらすごかった」という本を読んだ。書店に平積みしてあり、帯もおもしろそうだった。仕事帰りの疲れた頭で読むのにちょうどいい。

読んでみると、はじめはおもしろかった。著者のはじめにつかみで読者を引きこもうという意図もあるのだろう。本に現れるエキセントリックな婚活している人たちと著者との絡みは面白い。だが、やがて読み進めていくうちに、そういう人たちの姿が悲しい、いたたまれない気持ちになってくる。

この本に出てくる婚活をする人たちは、みな結婚するため婚活に真剣だ。真剣なのだが、なぜかどこか滑稽でもある。婚活で着実にステップを踏んで、結婚していく人など書いても面白くない。そんな成功譚は結婚サービスの業者サイトやチラシにいくらでも載っている。婚活で苦しんでいる人やこれから苦しむかもしれない予備軍に共感を得られない。著者も意識して、真剣なのだけどどこかズレている人、頑張っているけどなぜか成果が出ない人を、著者自身の婚活も含めて取り上げて、暖かい目で分析している。

こんなにも真剣に婚活して思い悩んでいるのに、結婚できる人とできない人がいるのはどうしてだろう。私の職場も、理系の男ばかりなので、40代を過ぎて結婚願望があってもできない人がそれなりにいる。結婚できるかできないか、その理由は一つではない。どうすればよいのか、その答えも一つではないのだろう。個人レベルの回答もあれば、社会レベルの回答もある。個人が抱える問題はそれぞれだし、今という時代や社会の抱える問題もある。

いろいろと、はじめおもしろき、やがて悲しき、思うところの多い婚活レポート本だった。

Macで使える歩数計

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平日、家を出るときに歩数計をつけてみる。
歩数計をつけていると、少しがんばって歩いてみようという気になる。

つくばに勤務していたころは、毎日、自宅の駐車場から職場の近くに借りた駐車場まで車で通勤していた。職場ではデスクワークがメインで、 日常的に運動してない上にほとんど歩くこともなく、このままではいけないという思いだけがあった。

それが東京勤務となった。つくばから東京まで毎日通勤することになった。新しい職場でも相変わらずデスクワークなのだが、毎日、今まで借りていた駐車場に車を駐めて、そこから駅まで歩いてつくばエクスプレスとJRを乗り継いでいく。

東京までの通勤は、最初のうちは通うだけで精一杯だった。それでも慣れてくると、エスカレーターやエレベータを使わずに駅の階段を昇るようになった。つくばエクスプレス秋葉原駅のプラットフォームは地下の深い場所にある。地上に出るまで長い階段を上がらなければならない。ビルでいえば7階か8階分くらいに相当するのではないかと感じている。

やがて、駅の階段が以前ほどはつらくなくなったとき、毎日どれくらい歩いているのか知りたくなった。それなりに歩いている気がした。いつか使うかもしれないと不用品をまとめて突っ込んでいたダンボール箱から歩数計を探しだした。オムロンのUSBでパソコンと繋がってデータを収集できる歩数計だ。

それからは、平日の出勤時に歩数計をポケットに入れていくことにした。
歩数計を毎日持ち歩いてわかった。毎日、それなりに歩いている気がしていた。だが、思ったほど歩いていない。秋葉原駅の長い階段が、それなりに歩いていると錯覚を起こさせていたのだろう。よく、健康のために一日一万歩というが以外に難しい。

その歩数計の記録をパソコンに保存しようとして問題が発生した。以前、自宅ではWindowsが動くパソコンを使っていた。オムロンの歩数計はWindowsとつながり、歩数などのデータをパソコンに保存することができた。しかし、今、自宅で使っているPCはMacであり、接続してもデータを保存することができない。毎日、手でMacに保存するのもありかもしれないが、それを毎日続けると、どこかで面倒になってしまい継続できなくなりそうだ。

Macで使える歩数計を探すことにした。といってもなかなか、見当たらないと思っていると、iPod nanoが使えそうだ。だけど、iPod nanoを歩数計として使うならシューズに内蔵するNikeのセンサーが必要なはず。と、思っていたら、今のiPod nanoは加速度計を内蔵していて単体で歩数計として使えるらしい。
これなら、iPodで音楽を同期したり入れ替えるときに、同時にデータの保存をしてくれる。Nike+のサイトでは歩数等のデータを可視化までしてくれるらしい。

ちょうど、私の使っているカードのポイント交換プログラムでiPod nanoを入手することができるので、早速ポイント交換の手続きをした。iPod nanoが届くまでの間、せっかくだからただの歩数計ではなく、iPod nanoならではの活用を思案中。

 

いつもは中央快速から総武線に乗り換える御茶ノ水駅で下車。つくばエクスプレス秋葉原駅まで歩いてみる。途中、丸善によったり、メイドさんがいっぱいいたり、街の雰囲気が少し歩いただけでガラリと変わって、とても新鮮だった。ときには歩いてみるのもいい。20111019-232323.jpg

ときには歩いてみる

ロッジのダブルダッチオーブン

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先日、ストウブ鍋で豚バラ肉の燻製を作ってみたところ、思いの外うまかった。

しかし、妻からストウブ鍋で燻製を作った後は鍋の手入れが大変だとクレームがついた。確かに、燻煙のにおいが鍋につくし、空焚きに近い形なので、鍋のエナメルのホウロウを痛めることにもなるのではないかと気にはなっていた。

そこで、急遽コーティングのない鋳鉄鍋、ダッチオーブンを燻製用に手に入れることにした。できれば、安くということでホームセンターに行ってみると、本家ロッジのダッチオーブンが値下げ、ダブルダッチオーブンが4,000円未満になっている。Amazonでも8,000円以上で売っているモノが。しかもシーズニング済みだから、使うときに手間がかからない。

どうやら、秋になってキャンプなどのシーズンオフということで、季節商品の値下げ対象になっているようだ。

さ、この週末も燻製を楽しもう。

 

追記

この記事の写真は、なんだか、Boseのヘッドホンのイヤーカップみたいに見えてしまうのだけど私だけだろうか。

中秋の名月

昨日、運転している車の中から、あぜ道でススキを摘んでいる人をみた。

今日は、旧の8月15日。仲秋の名月だ。

きっと、ススキを摘んでいた人は、今日、六年ぶりの満月の名月を眺めているのだろう。

子供の頃、仲秋の名月には三方に団子を供えて、ススキをの穂を三方の両脇に飾っていた。いつの頃からか、そういうこともしなくなった。ただ、月を見上げるだけ。

仲秋の名月に供えた団子やススキは、どのような由来でどのような御利益を期待していたのだろうか?

その習慣を忘れて、月を眺めるようになった今、そのことを考える。